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ビジネス名とカテゴリ:この二つを間違えると、あとは全部むだ

名前の欄には看板どおりの文字を、カテゴリはどの検索に出るかを決めます。この二つは停止のもっとも多い引き金であり、同時に順位をもっとも動かす二つです。名前を詰め込む三つの典型、追加カテゴリはいくつまで、そしてなぜ二つを同時に変えてはいけないのか。

なぜこの二つの欄なのか

ビジネス プロフィールには十数の欄がありますが、順位への効きがもっとも大きく、同時に間違えると停止に直結するのはこの二つだけです。

写真が弱ければ、失うのはクリックです。営業時間を間違えれば、誰かが無駄足を踏みます。どちらもつらいですが、プロフィール自体は残ります。名前とカテゴリは違います。ここを間違えると、プロフィールごと検索結果から消えることがあります。

しかもこの二つは、悪気なく間違えやすい欄です。キーワードを少し入れておくのは、違反というより最適化のように見えてしまうからです。

名前の欄:看板にある文字だけ

ルールは一文です。店頭の看板に実際に書かれている名前をそのまま入れ、それ以外は何も足さない。

「だいたい同じ」ではなく、一字一句です。Google がプロフィールを確認するときに突き合わせるのがまさにここで、店構えの写真の文字とプロフィールの名前が合わなければ、審査は通りません。

よく聞かれる境界線をいくつか。

  • 地名——看板に実際に印刷されている場合だけ残せます。「渋谷カフェ」は看板がそう書いてあれば問題ありませんが、看板に「カフェ」しかなければ渋谷は足せません。
  • 支店名——看板や表札にあるなら残せます。二店舗を区別するためにご自分で付けただけなら、だめです。
  • 法人の正式名称——看板が略称なら、プロフィールも略称で。登記上の名称は別の欄の話です。

迷ったら外に出て自店の看板を撮り、それに合わせて直してください。いま入っている名前をビジネス名の規約チェックに貼れば、区切り記号・宣伝文句・電話番号・URL といった分かりやすい問題は指摘されます。

名前を詰め込む三つの典型

  1. 区切り記号のあとに説明を続ける。「田中ラーメン - 市内一の豚骨」。教科書どおりの型です。区切り記号のあとは全部削ります。
  2. サービス名を末尾に並べる。「XX エステ マッサージ ネイル 眉」。これはカテゴリとサービス一覧が担当する領域で、名前の欄ではありません。
  3. 電話番号や URL を入れる。どちらにも専用の欄があります。名前に入れれば違反です。

三つとも通報されやすく、しかも通報するのはたいてい同業者です。ルールを誰よりよく知っていて、使う動機も一番あります。通報されると名前は強制的に戻され、繰り返せばプロフィール全体に影響し、重いものはGoogle ビジネス プロフィールが停止されたらの段階まで行きます。

はっきり書いておきます。詰め込んでも順位は上がりません。Google はずっと以前から、名前の字面の一致でローカル結果を並べてはいません。名前にキーワードを入れて得られるのはリスクだけです。順位を実際に動かすのは次の欄です。

カテゴリ:どの検索に出るかが決まる

一つだけ手を入れられるなら、メインカテゴリにしてください。

カテゴリが決めるのは「何位に出るか」ではなく、そもそも候補に入るかどうかです。「レストラン」にしていると、「ラーメン」で検索した人の候補に入っていないかもしれません。そうなると順位対策をいくらしても意味がありません。土俵に上がっていないからです。

選ぶときの三原則。

  1. より広いほうではなく、主業にもっとも近いほうを選ぶ。候補が二つ並んだら、お客様が実際に打つ語のほうを取ります。
  2. メインカテゴリは一つだけ。働きの大半をここが担うので、単独でよく考える価値があります。
  3. カテゴリ名は Google が決めていて、管理画面の候補から選ぶだけ。候補に出てこない語はカテゴリではありません。もっと良い呼び方を作ろうと悩む必要はありません。

お金をかけずに確かめる方法があります。出たい語で Google を検索し、地図結果の上位三件を開いて、店名の下の小さな一行を見てください。それが相手のメインカテゴリです。ご自分のものと突き合わせれば、たいてい答えは出ます。ビジネスカテゴリ選択アシスタントはこの手順を数ステップにまとめ、候補欄で試す語も出します。

追加カテゴリは、埋めるのが目的ではない

追加カテゴリは複数入れられるので、入るだけ入れる方が少なくありません。カテゴリが一つ増えれば入口も一つ増える、という発想です。

問題は Google 側ではなく、お客様側にあります。やっていないカテゴリを足すと、来るのは「聞くだけ聞いて帰る人」です。ネイル専門店が「美容室」を足すと、「カラーできますか」と聞かれ、できないと答え、帰られます。この方々はお客様にはならず、時間だけ取られ、一部は「無駄足だった」として低評価を残します。

基準は単純です。本当にやっていて、本当に受けたいものだけ足す。二つから五つもあれば十分です。

もう一つ、外せない対応関係があります。カテゴリと住所は矛盾してはいけません。訪問のみの業種(引っ越し、水道、清掃)は「サービス提供地域ビジネス」に設定し、正確な住所は非表示にします。お客様が行けない住所を公開するのは違反であり、「住所どおり行ったら店がなかった」という低評価のもとにもなります。

カテゴリを変える代償

メインカテゴリの変更はただではありません。変更後しばらく順位は揺れます。Google が新しいカテゴリの中での位置を評価し直すためです。

ですから正しいのは、よく考えて一度で変えることです。「これで試して、だめならまた変える」ではありません。何度も変えれば毎回積み直しになり、結局その場から動きません。

本当に変えるべき場合:

  • いまのメインカテゴリが実態と明らかに合っていない(これは順位ではなく規約の問題です)
  • 主業が本当に変わった——カフェからブランチのレストランになった、など
  • より近いカテゴリが見つかり、上位三件の同業者がそれを使っている

変えるべきでない場合:今月順位が落ちたので別のカテゴリを試したくなった、というとき。順位が動く理由は多く、カテゴリをつまみのように回すと、放っておけば戻ったはずの状況を悪化させます。判断材料はGoogle マップで順位を上げる手順に。

もっとも危ないこと:まとめて変える

この記事でいちばん大事な一文です。短期間に、名前・住所・カテゴリを同時に変えないでください。

この三つは、Google が「これはまだ同じ店か」を確認する中心情報です。まとめて変えるのは、システムから見れば「プロフィールが誰かに乗っ取られて別の商売に作り替えられた」のとほとんど区別がつきません。停止のもっともよくある引き金の一つです。

変えるなら一つずつ、間隔を空けて。一度に済ませて浮く数日は、数週間の申請で払うことになりかねません。

すでに停止されている場合は、まずソフト停止かハード停止かを見分けてください。ここを間違えると以降がすべて無駄になります。停止からの復旧申請アシスタントがいくつかの質問で切り分け、先に直すべきこと、揃える書類、申請文まで出します。

最後に一つ。この二つの欄を直したら、残りの欄も忘れないでください。停止にはつながらないけれど、連絡してもらえるかどうかを左右する欄です。ビジネスプロフィール完成度チェックリストで 14 項目を確認すれば、一、二日で埋められます。

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