
事実でないクチコミを Google に報告する方法
Google が実際に削除するのはどれか、報告の三つの入口、かかる期間、却下されたときの対処。「削除保証」が警告サインである理由。
読むこの問いにいつまでも答えが出ないのは、性質の違う三つを一緒くたに話しているからです。まず分けます。
現実には三つめが圧倒的多数です。ですから正しい問いは「どう消すか」ではなく、「どれに時間を使う価値があり、残りをどうするか」です。以下はその順で進みます。
Google が消すのは自社のコンテンツポリシーに違反したものであって、店にとって都合の悪いものではありません。以下は本当に報告できる類です。
報告はビジネス プロフィールの管理画面から、一件ずつ行います。まとめて出してはいけません。どの欄に何を書くと通りやすいか、返答までどれくらいか、却下されたあとどこまで上げられるかは事実でないクチコミを Google に報告する方法にあります。先に期待値を下げてください。通る確率は高くなく、却下は普通のことです。それでも報告はしてください — Google が認めている削除経路はこれ一つだけです。
Google が自社ポリシー違反しか消さないのなら、「削除保証、成功報酬」と言い切る業者は何を当てにしているのでしょうか。手口は数えるほどしかなく、そのどれもがお店の側の帳簿に付けられます。
共通しているのは、賭けているのがお店のビジネス プロフィールで、外れたときに払うのもお店だという点です。プロフィールが停止されれば、失うのはクチコミ一件ではなくページ全体です — 復旧にどれだけかかるかはGoogle ビジネス プロフィールが停止されたらに書いてあります。
Google の外で、本物の悪いクチコミを消せる人はただ一人、書いた本人です。投稿者はいつでも自分のクチコミを編集も削除もできます。ですから要点は「どう説得するか」ではなく、「本人が直したくなるところまで、どう問題を片づけるか」です。
「先週ご指摘いただいた待ち時間の件ですが、週末の順番待ちはSMS通知に切り替えました。お会計も全額ご返金しております。ご不便をおかけし申し訳ありません。次回は私をお呼びください、お席をご用意します。」
この文面はクチコミに一言も触れていません。役割は二つ。問題を解決すること、そして今後そのクチコミを読む人全員に、お店の対応の仕方も同時に読ませることです。カッとなった最初の一分は書き始めないでください — 最初の一歩は星1つが付きました。さあどうする?にあります。
本物の悪いクチコミは残る、と受け入れてください。ただし「残る」ことと「効き続ける」ことは別です。次のお客様がそれを読むとき、視線が落ちるのはお店の返信のほうです。問題を正面から受けた、抑制のきいた具体的な返信は、消すよりも効きます。「ここは何かあったときに動く店だ」と証明できるからです。消すのは、何も起きたことがない店に見せるだけです。何をどれくらい書くか、絶対に言ってはいけないことはGoogle クチコミへの返信:そのまま使える 10 のテンプレートにあります。
それに、黙って味方をしてくれているものがあります。Google のクチコミは既定で関連性と新しさの順に並ぶので、新しいものが古いものを下に押しやります。三か月たってもまだ一画面目にある悪いクチコミは、たいていその三か月に新しいものが来なかったからそこにいるのであって、Google がひいきしているわけではありません。
ここは計算できます。守りたい評点を T、悪いクチコミの星数を v とすると、必要な星五つの件数 x は x ≥ (T − v) ÷ (5 − T) を満たします。この式に「いま何件あるか」が入っていないことに注目してください。つまり必要な件数は総数と無関係で、守りたい評点だけで決まります。星一つが一件ついた場合:
| 守りたい評点 | 戻すのに必要な星5の件数 |
|---|---|
| 4.9 | 39 件 |
| 4.8 | 19 件 |
| 4.7 | 13 件 |
| 4.5 | 7 件 |
| 4.0 | 3 件 |
この表から二つ言えます。一つは点が高いほど守るのが高くつくこと。4.9 を守る代償は 4.5 を守る五倍以上で、4.9 の店が本当に気にすべきなのは上げることではなく落とさないことです。もう一つは多くの店にとってこの数字は怖くないということ。4.5 の店なら七件で戻り、通常の客足なら一、二週間の話です。ご自身の評点と件数で計算するなら星評価の計算を使ってください。
つまるところ削除は細い道で、しかも決めるのはお店ではありません。お店が決められるのは残る二つ — 問題を片づけることと、本物のお客様に話し続けてもらうことです。二つめを仕組みとしてやる方法はお客様に Google のクチコミを頼む方法に、割に合う理由の計算は良いクチコミ1件の本当の価値にあります。